2007年2月11日日曜日

時短勤務のママにキャリアビジョンは描けるのか?

世論は確実にワーキングママにやさしくなってきていると思う。
会社も女性が出産後も職場復帰しやすいようさまざまな福利厚生制度を整えてきている。

でも、それはあくまで制度上かもしれない。

今の職場は、育児休暇の1年間を含むと勤務歴4年になります。
復帰した1年目はとにかく仕事をさせてもらえることがうれしかった。
2年目は、もっと実務経験を積みたいって思い、時短を歯がゆく思いつつ、
仕事と育児、家事で精一杯な自分がいました。
そして3年目。
上司たちに聞かれました。
「5年後、10年後、どうありたいの?あなたはどのポジションにいたい?」

彼らもとまどっているようです。
今後も育児休暇をとるかもしれないし、5年後もまだ時短をしているかもしれない私を
どう扱っていけばいいのか。どう教育、育てていけばいいのか。
いつになったら、気を使わずに仕事を頼めるようになるのか。

そして、私もいまいちどう答えていいやらわかりません。
5年後の私?できればあと2人は子供はほしい。
けど、そろそろ昇格もしたいし・・・でも主任さんとかなると残業とかあるだろうし。。

世の中では、「常にキャリアビジョンを描き、5年後、10年後にありたい自分を意識しながら、日々仕事するべき」と言われますが、今の私は5年後どころか来年すらどうすべきか。

やりたいこと、なりたいことはいっぱいある。
昇格もしたい、責任のある仕事もしたい、子供もしっかり見てやりたい。
でもバランスをうまくとらないとすべてを失ってしまうとわかっているから、
仕事と家庭はつながっていて、仕事が重くなると子供に当たってしまうかも
しれないから。
人は自分より弱い人間にどうしてもあたってしまうから。

だから、「どうありたいか」も重要だけれども、それをどう築き上げていくか。

時短という福利厚生制度は、正直、会社や職場には大きな負担、そして残業ができない総合職は扱いにくいという企業風土のなか、働く母親として、今後キャリアを積んでいく者として、どう進むべきか、模索中です。

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